星6/ブレミシャインの詳細・評価・使用感|アークナイツ

2021年6月9日

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スキル・素質

スキル 効果
光芒奔溢 次の通常攻撃時、敵に攻撃力の180%の物理ダメージを与え、周囲一定範囲内にいる味方1人のHPを攻撃力の100%回復。1回チャージ可能
破邪輝光 攻撃力+40%、自分と同じマス内にいる地面上の敵全員に【眠り】(無敵+行動不能)を付与する、周囲一定範囲内の味方全員のHPを1秒ごとに攻撃力の15%回復
英霊顕現 攻撃力+50%、防御力+20%、攻撃時追加で対象に攻撃力の50%の術ダメージを与え、周囲一定範囲内の自身以外の味方1体のHPを攻撃力の60%回復
素質 素質詳細
盾剣騎士 【昇進1】配置中、味方全員の被撃回復系のスキルは、攻撃時にもSPを1回復できる
憐憫 【昇進1】【眠り】状態の敵を攻撃でき、優先して攻撃する。【眠り】状態の敵を攻撃時、攻撃力が120%まで上昇
憐憫 【昇進2】【眠り】状態の敵を攻撃でき、優先して攻撃する。【眠り】状態の敵を攻撃時、攻撃力が140%まで上昇

性能評価・使用感

性能評価:A


公開求人タグ

近距離・防御・治療・火力


キャラクター詳細

基礎情報

【コードネーム】ブレミシャイン
【性別】女
【騎士競技経験】半年
【出身地】カジミエーシュ
【誕生日】7月15日
【種族】クランタ
【身長】165cm
【鉱石病感染状況】
メディカルチェックの結果、非感染者に認定。

能力測定

【物理強度】標準
【戦場機動】優秀
【生理的耐性】標準
【戦術立案】標準
【戦闘技術】標準
【アーツ適正】優秀

個人履歴

マリア・ニアール。カジミエーシュから来た若い騎士であり、オペレーター・ニアールの妹である。騎士競技の経験があり、各項目の試験ではいずれも優秀な成績を収めた。その後、本人の希望により、ニアールと同じ重装オペレーターへの配属が決まった。

健康診断

造影検査の結果、臓器の輪郭は明瞭で異常陰影も認められない。循環器系源石顆粒検査においても、同じく鉱石病の兆候は認められない。以上の結果から、現時点では鉱石病未感染と判定。

【源石融合率】0%
鉱石病の兆候は見られない。

【血液中源石密度】0.13u/L
源石との接触は極めて少ない。

カジミエーシュの都市と農村の格差は想像を絶するものだ。農村では、感染者は当然のように暴力と排斥を受けている。だが恐ろしいことに、ほとんどの市民はそのことを知らない。いや、そもそも彼らは、そのことを全く気にしていないのだ。──ニアール

第一資料

「ニアールの妹」──これがほとんどのロドスオペレーターたちがブレミシャインに抱く第一印象である。勿論、ブレミシャインの性格は真っ直ぐで大らかな姉とは全く異なるのだが、騎士二人が作戦遂行時に見せる勇姿やプライベートでの非常に親密な姿は、いずれも血の繋がりを強く感じさせる。だが、ニアールがカジミエーシュを追放された頃、ブレミシャインはまだ幼かったためか、姉への純粋な敬愛や懐かしさよりも、ウィスラッシュに対する感情の方がより自然で深いように見受けられる。
ブレミシャインは活溌な性格で、すぐにオペレーターたちと打ち解けることができた。また親しい者には、少しだけわがままな一面も見せている。だが、公の場や深刻な話題になった際に彼女が見せる表情は、気高く、落ち着きがあり、一言一言に重みがあるようで、姉にそっくりだった。
現在は姉と共に重装オペレーターとして最前線で戦い、守るべき者たちを守護しているが、乗艦中はヴァルカンやクロージャーとの交流が多く、グラウコスやメイヤーなどの工学愛好者を訪ねることもあった。聞くところによると、ブレミシャインは過去に数回エンジニア部のオペレーターのもとへ見学に行きたいと申請してきたため、それを許可したのだが、各工房や作業場に入り浸ったまま行方が分からなくなってしまうという事態が毎度発生したという。それ以降、エンジニア部に関する申請は全て遠回しに却下されている。
「妹ができたみたいで嬉しいけどさ……。あの子の工匠技術への情熱はヤバすぎるよ。私はカジミエーシュの騎士じゃないし、何でも知ってるってわけじゃないんだよ……」──メイヤー
「あの子、作業台と結婚でもするつもり!?」──クロージャ

第二資料

ブレミシャイン──即ちマリア・ニアールは、かつてロドスに入る前は、一族復興のために競技騎士となった経験を持つ。皆は耀騎士マーガレットを示すコードネーム「ニアール」に慣れ親しんでいると思うが、カジミエーシュにおいて「ニアール」という名が意味するのは、数え切れぬ栄誉を誇る持つ由緒正しき騎士の家系である。この一世紀ほど、ニアールの血筋は数多の伝説と謳われる騎士を排出してきた。己の力のみでリターニア貴族の野望を打ち砕いた者、突出した才能をもって辺境の要塞を守り抜き、不落の砦とした者、果ては競技騎士が浸透した現代でも、マーガレット・ニアールという伝説のチャンピオンがニアール一族の栄光を守り続けた。だが、耀騎士の誕生はニアール一族の分かれ道にもなった。
耀騎士が追放され、首席騎士が高齢で死去して以来、貴族としての重責を担うべきだったムリナール・ニアールはカジミエーシュの現在の「貴族」概念を唾棄し、競技騎士になることを拒んだ。そのため、ニアール家は「首席騎士の不在」という事態に直面した。騎士協会の度重なる催促もあり、当時最も幼かったマリア・ニアールは姑母のゾフィアと共に、仕方なく騎士競技の道へと進むことになった。姉や姑母への憧れと、幼い頃から知っていた騎士の先輩たちの影響で、マリアはずっと「騎士」に対して理想的な姿を想像していた。勿論、マリアは純粋が行きすぎて幼稚になってしまうような人間ではない。彼女は自身の甘さをはっきり自覚しており、自分が触れたことのない闇の存在も想定はしていた。だが、カジミエーシュ騎士競技が抱える混沌は、少女の予想を遥かに超えていた。
決して長くない騎士としての生涯の中、マリアは今まで見たこともなかった光景をいくつも目の当たりにした。うら若きマリアは「騎士」という言葉の意味をそこまで深く考えてはいなかった。ただ一族のために、その責任感が駆り立てるままに、半ば成り行きで騎士になったのだから。誉れと義務、そのいずれも率先して担うことは、マリアが有する美徳である。だが、高貴な一族の中に生まれ育ったたためか、自身が見、考え、成したことがどう繋がっているのかを、彼女は本当の意味で考えもしてこなかった。確かに現代社会において、崇高なる犠牲や貢献というのは、もはや字面から受け取るほどの残酷さを持ち合わせていない。たとえそうであってもマリア・ニアールが「一族に栄光を」という純粋な願いを抱き、献身的な高潔さをもって「多数派に迎合しない競技騎士」になることを選んだのは特筆すべきことである。

第三資料

カジミエーシュのような、「騎士」という伝統ある古き階級を商業化する行為は、各国から厳しい批判を招いた。だが事実に目を向けると、カジミエーシュの騎士競技の誕生と騎士階級の形骸化は、部外者が想像するような簡単なものでは全くなかった。
今から約百二十年前、カジミエーシュの移動都市がまだ今ほど発達していなかった頃──広大な領土を持つとある貴族騎士が亡くなった。その騎士には子孫がいなかったため、カジミエーシュ国民議会は彼の財産に対して競売手続きをとった。競売にかけられたのは彼が所有していた小型移動プラットフォーム上に位置する城である。このようなことはカジミエーシュではよくあるが、この競売が真に歴史に刻まれた理由は別にある。その場で最も高額な値段で競り合いを制したのが、裕福な貴族騎士の誰でもなく、持ち主の従者だったからである。ただの騎士の従者が、その場にいる全ての貴族が思いもしないような桁外れの数字を提示した。しかも、その後の国民議会の調査で、この従者が広大な土地や城を競り落とすのに用いた大金は、全て合法的な収入だったことが判明した──騎士の家の資産管理は産業を従者や従者団に託されるものであった。商業が発達し、国内だけでなく各国家間でつながりの維持を試みるようになった現代において、どちらがより富を築くことに長けているかは一目瞭然だった。その後の数十年の間に、商人と従者らによる往来はより密接なものとなった。国のために利益をあげることができるのが従者であれば、城壁の建築から移動都市の国土防衛までを担ったのも従者たちであった。カジミエーシュとウルサス、リターニアの三国間で頻発する衝突と、各大貴族間で繰り広げられた政治闘争の中で、己の地位の維持や目的達成のために莫大な資産を有する従者に依存するようになった。そして、数十年の血生臭い残酷な変化を経て、カジミエーシュは現在の状態へ至ったのだ。
もしカジミエーシュ騎士たちの第一の歴史転換点が、神民統治を転覆し、騎士団制度と騎士階級による専制を確立したことだというなら、従者が実益面で優位に立ち、今のカジミエーシュを治める寡頭制の財閥になったことは、疑いなく第ニの歴史転換点だといえよう。こうした現在の体制に不満を持つ騎士や大貴族たちも、財閥がカジミエーシュにもたらした多大なる貢献を決して否定することはできない。地方の田舎町から、建造物が天に向かって聳え立つ都市部に至るまで、無数の人々の衣食住、そして交通までもがカジミエーシュの企業経済に頼りきりになっている。──そう、「経済こそ全て」が体現化されてしまったのである。
血に濡れ、鉄臭い社会変革の結果が今の競技騎士制度である。辺境を守っていた征戦騎士たちは「貴族」という政治的身分を失い、代わりにカジミエーシュ監査会直属の征伐兵器と化した。一方、元貴族騎士及び合法的なカジミエーシュ公民は、その出自を問わず、騎士競技への参加権が認められ、称号と貴族の資格を勝ち取る機会を得られる。古代、騎士同士が技を競い高め合った歴史に則ったこの競技は、正式にカジミエーシュの政治や経済、そして文化の環に連なり、切っても切れぬ一部となった。無論、この変革は全ての騎士が喜んで受け入れるようなものではない。カジミエーシュ内部では、水面下の闘争が未だに続いている。
「不合理ですと?不合理と思うものが全て排除された結果、これまでの合理的な歴史が生まれたのです。そして幸いにも、私はこの理屈を受け入れることができました。貴殿ほどの者が、それをお解りになられないのですか?」──代弁者のマルキェヴィッチ、特別選手権会期中のドクターとの雑談より。

第四資料

「ブレミシャイン」というコードネームはマリアが自分で付けたものである。ウィスラッシュのように競技騎士時代の称号をコードネームにしたものでも、ニアールのように一族の名をコードネームにしたものでもない。マリアは家名の縛りを振りほどき、名誉と富を伴う騎士の道も断ち切った。その眼前に横たわるのは、広大でありながらもどこか寂しさを感じさせる未来である。マリアは自信の未熟さを痛感していた。それゆえ、自ら「ブレミシャイン」というコードネームを名乗ったのである。
マリアにはお気に入りの騎士小説がある。小説の主人公は数々の奇想天外な冒険を経験し、最終的には自らの使命をやり遂げる。そこまでの出来事が本の九十五パーセントを占めていた。しかし物語の最後には、もはや一族にも必要とされず、騎士団からも見限られ、恋にかかずらうこともなくなった中年の騎士の姿が描かれていた。騎士は出奔を決意し、遠く海に面した国に最期の居場所を見つけた。彼は幾度も打ち寄せる大波に向かっていった。やげて声が枯れ果て、その身が大洋の底に沈むまで。──その唐突な終わり方は多くの読者の批判を買い、カジミエーシュの文芸批評界隈でも激しく論争が交わされた。この小説は無価値だと非難する者もいれば、この結末こそ騎士精神の昇華であると評する者もいた。
マリアがこの本を好きだと思う理由は至極単純である。多くの者は小説に書かれた狂気と呼べるほど純粋な自己犠牲と彼女の性格は相容れないと思うかもしれないが、このカジミエーシュ騎士競技の発足から間もない頃に書かれた小説に、彼女は一つの答えを見出していたからだ。「意味というものの意味」である。
たまたまドクターと二人でいる機会があり、カジミエーシュでの出来事を振り返って、マリアはふとドクターに笑いかけて言った。「お姉ちゃんこそが、あの大波を打ち倒して乗り越えた騎士なのね」と。この耀騎士の妹の目線から見ることで、あの終始騎士競技を嫌悪していたニアールが、何故カジミエーシュの耀騎士になることを選んだのか、何故あの時故郷に戻り、ただただ強敵を打ち破って、再度追放されることを甘んじて受けたのか、それらの理由を我々は垣間見ることができるのであろう。最も純粋な信仰は祈りである。この一連の驚異的な行動は、古き時代の仁義に厚い騎士が人知れず山奥に赴き、先祖を祭ることと何ら違いもないのだろう。
マリアは最後に姉を見守ることを選び、その優秀な職人としての才を発揮して耀騎士を支えることにした。あのMechanistでさえ、彼女が改良した騎士用の鎧を褒め称えるほどだった。彼女は妹としてマーガレットに甘え、騎士としてゾフィアの訓練を受けている。重い荷物になりかけていた過去のあれこれを抱え続けないようになり、今の彼女はただ知りたい。矛と盾を飲み込んだ白波の向こうに、彼女らカジミエーシュの騎士たちは、それでも手を取り合い、どのような風景とまみえることができるのだろうか、と。

昇進記録

ブレミシャインが関連書類のサインを書き終えて退室する際、廊下でプラチナと鉢合わせになった。ブレミシャインより数日早くロドスに入ったプラチナは、彼女を待ち伏せていたかのように廊下の壁に寄りかかっていた。
同じカジミエーシュ出身の二人の視線が交わった時、同行していた人事部オペレーターですらその微妙な空気を察した。だがプラチナはさほどブレミシャインを気にしている様子はなく、ブレミシャインもまた、はっきりとプラチナに対して「決して敵意はない」と表明した。だが、普段よく笑うブレミシャインが一度もプラチナの前で笑顔を浮かべなかったことが、そこに隔たりがあることを気づかせるには十分だった。
ロドス内部の人員構成は複雑化の一途を辿っている。我々自慢の懐の広さの表れでもあるのだが、一歩対応を間違ってしまえば内部衝突のきっかけにも成り得る。無冑盟の騎士殺しとかつて事件に巻き込まれていたマリア・ニアール、この二人が親密な仲になったらそれこそ奇妙であろう。
だが、あの一件以来、プラチナの関心はずっとドクターに向けられているようだ。ドクターやロドスから何を得たいのかは知りえないが、彼女が今の姿勢を崩さなければ、騎士との関係の修復も夢ではない……かもしれない。

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