星6/ロスモンティスの詳細・評価・使用感|アークナイツ

2021年6月2日

rosmontis
rosmontis-2
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スキル

スキル 効果
意識拡張 通常攻撃の間隔が延長し、攻撃力+10%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.7秒間スタンさせる
神経遮断 通常攻撃の間隔が延長し、攻撃力+10%、ダメージ発生範囲拡大、余震がさらに2回発生する。攻撃と余震が敵に命中時、20%の確率で0.7秒間スタンさせる
君が望むままに 通常攻撃の間隔が短縮し、攻撃力+10%。通常攻撃がブロックされている敵のみを選択し、2体を同時に攻撃する。攻撃範囲内の近距離配置マスに戦術装備を配置(配置後、周囲にいる敵全員を1.5秒間スタンさせる。戦術装備にブロックされている敵の防御力を-160低下させる)
素質 素質詳細
殲滅戦用装備 攻撃時、敵の防御力を90無視
殲滅戦用装備 攻撃時、敵の防御力を160無視
思念維持 配置中、配置中の【術師】から一体ランダムに選択し、対象と自身の攻撃力+8%

性能評価・使用感

性能評価:S


公開求人タグ

遠距離・火力


キャラクター詳細

基礎情報

【コードネーム】ロスモンティス
【性別】女
【戦闘経験】一年
【出身地】クルビア
【誕生日】7月6日
【種族】フェリーン
【身長】142cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。

能力測定

【物理強度】普通/■■
【戦場機動】標準/優秀
【生理的耐性】普通/卓越
【戦術立案】標準/──
【戦闘技術】普通/標準
【アーツ適正】卓越/──

以上の試験結果はそれぞれロスモンティス及びそのアーツの測定可能な上限値である。ロスモンティスのアーツに関わる試験の全ては室外に移行する。

個人履歴

ロスモンティスはロドスのエリートオペレーターであり、極めて珍しいアーツを身につけている。大型生物への対抗、硬い対象の破壊、施設の緊急制動や小規模衝突の中断などの任務において素晴らしい働きを見せている。また、陣地攻略戦、陣地戦、殲滅戦などにおいても極めて強い戦場把握能力と著しい戦術的価値を見出されている。今はケルシーの指示により、殲滅戦のコアメンバーの一人として活躍している。
ロスモンティスの他全ての資料は高権限データベースに移行する。

健康診断

造影検査の結果、一部の臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果に異常があり、鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。

【源石融合率】<1%
病態は安定した状態に抑えられている。

【血液中源石密度】0.13u/L
今知られるほとんどの身体器官の結晶化と源石の増殖現象は、基本的に血液中源石結晶の過剰な累積による局部的病理変化だ。
ああ、Touch、君の推測は大体合っている。
この特殊個体は感染者とは呼べるのだろうが、鉱石病とは言い難い。
彼女の脳幹にある感染器官は自然に生まれたものではない。そうだ……人工的に移植されたものだ。Raidianの調査報告を参考に、その装置は完全に人工的産物であると確定できる。

スペクターの感染もこの特殊個体と同じく人為的な感染と言えようが……スペクターの免疫システムが激しく源石感染に抗っているという生理現象はひとまず置いておくとして……スペクターの脳脊髄液に含まれる高濃度の液体源石は確実に彼女の命を脅かしている。そして我々は手段を選ばずに彼女の病状の悪化を防ごうとしている。我々にとっては当たり前のことだからな。
だが、この特殊個体に施された実験は、まさに源石感染が該当個体へ及ぼす悪影響を抑えることを目的の一つとしている。
彼らはやり遂げてしまった。たとえ一時的なものであっても。
プロジェクトを立ち上げた当初から、彼らは鉱石病に患っていない感染者を、アーツユニットを要さない術師を、アーツ理論教育を徹底的に叩き込まれる必要のないアーツマスターを生産しようとしていた。
感染器官は彼女の体内の源石密度を上げたりしない。この特殊個体は、ある意味「感染してない」と言える。
特殊個体の身体機能が正常に働き続けているというのに、その彼女の正常な呼吸、嚥下や血液循環を保証している器官を取り外せと?
我々にそのような能力はない。誰にそのようなことができるというのだ?この実験は短時間では再現することさえ不可能であるのに、実験成果から逆推して正常な身体組織に還元しろと?

「ローキャン水槽」ラボは今やただのくず鉄で、残りわずかの研究資料も一掃された。破棄されてしまったのか、出資者が回収に成功したのかさえわからない。ラボの事実上の掌握者はこのようなスキャンダルを外部に漏らしはしないだろうし、我先にと「ローキャン水槽」の残骸に群がってその血肉を啜う他企業も決して少なくない。クルビアの都市それぞれにどれほどのスパイが潜んでいるだなんて、誰が数え切れるだろうか。
ローキャン・ウィリアムズは確かに天才なのだろう。だが、彼の無知と無感情は多くの生命を犠牲にし、彼自身をも破滅に導いた。己の罪に葬られるのも自業自得だ。
マイレンダー児童権益保証基金会が廃墟からこの特殊個体を助け出し、秘密裏に海外へ身柄を移したのも、その上層部による深い考慮の結果だろう。クルビアの企業や利益団体の誰ひとりにもローキャンの成果を得ることを許してはならない。この「ローキャン水槽」ラボで起こった事故はそのままおおごとにさせてはいけない。その実験成果がより多くの不安定要素をもたらすことなど許されてはいけない。彼らも許せなかった。その事故自体をなかったことにする方がましと思ったほどだ。
そして彼女は最終的に私のところに送られてきた……これもまた数奇な巡り合わせなのかもしれない。あるいは、私がかつてローキャンの師と共にクルビアでの鉱石病研究領域におけるローキャンの学術人生を終わらせたためかもしれない。だが我々は知っている。これしきのことで彼を止めることは叶わない。そして、この大地に生きる命全てを利用しようとする輩を阻止することなどできはしないのだ。
こうして、我々とマイレンダーの協力関係は終わった。これは彼らが依頼し、我々の手を介した最後の秘密裏で処理するプロジェクトだ。実験個体のことも、これきりでクルビアのあらゆる記録から消え去る。

マイレンダーは実験個体の生死を問わない。彼女の行く末は我々に託された。
だが彼女への処置は──もし実験器官を直接取り除いたらどうなるのか?彼女の生体システムへの直接ダメージでさえ一番軽い影響あるかもしれない。
この装置には取り替え機能がない。そのような機能を取り付けようと考えたことすら一度たりともないだろう。
それはもはや彼女の一部になっている。奴らは、このアーツユニットを……彼女の命そのものとなるように作ったのだ。
私には彼女に命を捨てろと強要する資格はない。
……だが、道徳というものは我々の面する問題だ。ロドスのではない。

──ケルシー医師

第一資料

ほら、相互比較表は作ったよ……ああ、本人は外見に違わず、ちっちゃいフェリーンっ娘だ。そこんとこは言うことないだろう……
だがアーツはな、うーん、室内でのテストはもう止めたんだが、それまでに入手できたデータでもかなりの問題の説明はつく。
ああ、理論面のことを話しすぎるのもしょうがないだろう。俺だってあんまわかんねぇわ、理論術師たちはいっつも逆知覚とか思考衝動とか言ってるけど。なんか認知学や神経科学が大きく関わっているとか言うが、そこらへんは俺はさっぱりだ。
今はそのアーツの表れ方の話だけにしよう。ああ、ほとんどは機密扱いだからな、この資料もお前に大まかな中身を知ってもらうためだ。
一部ではもう彼女のアーツを「精神実体」と呼び始めている。なんせ……そのままだからな、わかりやすくて便利だ。
彼女のアーツは広い範囲を覆い、内部の物体の運動状態を感知するための「網」を形成しながらも、内部の個体にそういう「接触」を全く悟らせないこともできるし、逆に純粋に一個体のみに作用させることも可能だ。たぶん大きな手のようなイメージだろうな……たとえ彼女にアーツの範囲を最小限に留めておくように要求しても、少なくとも数平方メートルを影響下においてしまう。彼女のイメージからして目標を「握る」ような感覚だからだと思う。しかも、その力は目標の内部に及ばないらしい。たとえ透明な、内部構造が鮮明に見える水筒でも、その中から水筒を破壊することはできない。外部から力を加えてそいつを押しつぶすことしかできないんだ。ますます、伸ばせて変形させることが可能な力が込められた実体っぽく感じられる。
テスト中、「手」と「握る」といったイメージを通して、我々は彼女が高度の集中状態において、上限「四本」の巨大かつ無形の「手」を駆使できると推測した。推測計算の結果は、アーツの活性と深水実験をもとに計られたものらしい。速度テストでも強度テストでも、彼女のアーツには莫大なエネルギーが秘められていることが証明された。だが、そのエネルギーが活性化し何かを砕く寸前まで、我々はアーツの形成予兆でさえ観測できなかった。
なぜ四本、なぜ無形の「手」なのだろうか?彼女がそう想像したからなのか?確かに、標的物体の構造や形状の変化への確認中、一部の突起はまるで指の間に挟まれた位置にあったみたいと感じたんだ……
温度差が大きい場合、彼女はアーツの使用中に凍傷や火傷を負うこともあるようだ……少なくとも神経活動を見る限りは。何の症状も見られないが、彼女は……「冷たい」……あるいは「痛い」など言い出すんだ。しかも脳の皮質の活動を見る限り、それが本当みたいなんだ。
(録音の音量が次第に低くなる)
一つ、あんまりアテにならない話を聞いたことがあるんだ……というか、恐ろしい話だ。
彼女の兄弟が、まだ彼女の体の中で生きている、ってやつだ。彼女のアーツは、その兄弟たちが……手を伸ばして、大地を抱きしめたり、何かを殴ったりしている、という話だ。
誰から始まった噂なのかは知らない。本当、背中が凍える気分になるものだ。

──記録員・術師オペレーターKKの録音より。

第二資料

マイレンダーが送ってきた患者にオペレーター訓練を受けさせてからしばらく経つ。ケルシーの案かOutcastの案かは知らないが、確かに彼女を落ち着かせたようだ。
私が会った他の実験被害者のように、いつも裂けるような悲鳴をあげているわけでも、完全に生活能力を失い、容器の中に縮まって震え続けているわけでもない。
この子供はある程度の教育を受けたことがある、中流家庭の出だろう、というのが私の最初のイメージだ。精神が不安定な時のみ、彼女が引き起こす艦体への破壊が痛々しさを如実に物語っていた。
彼女は実験室を恐れている。医療機材を憎んでいる。通常基準装甲の数倍の強度を持つ装置を、空中で握りこぶし程度の大きさにまで簡単に圧縮させることができてしまう。もしLogosがいなければ、私達はもう数回は死んでいたのではないだろうか。
ここまで来れば、この子が以前どのような目にあったかを我々も想像することができた。近頃、ケルシーは一部の実験室とリハビリ病室のリフォームをエンジニア部に要請した。私も検査用設備の配置を一部変更した。これで以前よりは快適で、温かみが感じられるようになった。
彼女はさほど暴れなくなった。
彼女に事の正しさだとか間違いだとかを説明しても意味がない……物分りの良い子であるのは明らかなのだ。だが、彼女はすでに記憶喪失に類似した精神的な病状を発現している。時には専門的な知識でさえ忘れてしまうのだ。だが我々は、彼女に条件反射的な適応訓練を施すのは有効であると気づいた。Touchの推測によれば、彼女は本当に忘れ去ったのではなく、ただ記憶を封じ込んでしまっただけである。それは彼女の脳の中にある例の装置と関係があると我々は踏んでいる。あるいは、その忘却に似た記憶封印こそが彼女自身が求めた結果で、アーツは彼女の願いを実現させたのではないだろうか。
彼女のアーツは単純な念動力では収まらないはずだ。過去の出来事は彼女を煩わせている。だからこそ、記憶を消し去りたいと願ったのではないだろうか。だが、彼女はその後に残った強烈で乱雑な感情をコントロールする術を持っていない……めちゃくちゃだ。彼女はなぜまた忘れてしまったのかと自身を責める羽目になり、焦りと戸惑いに陥ってしまう。彼女は、我々の期待に応えられないことに悩んでいる。我々は彼女を励まし、協力したいと考えているにもかかわらず、彼女は自分を責めている。
彼女がかつて施された実験の記憶を辿ることはもうできない。その件について、彼女は自分の脳からすっからかんになるまで放り出して捨ててしまった。自己封印にも近い暴力的なやり方だった。彼女の記憶喪失症状は、全てその行為の副作用である可能性さえ存在している。
彼女が身につけていた認識や概念が絶えずに消耗され続けている。おそらく例の人造器官によって、彼女の体が続けているストレス反応への対応のために消耗していると推測される。
彼女には記録装置が必要だと思った。入力しやすい端末を一台作ってあげるつもりだ。そうすれば、彼女は常に記憶を顧みることができ、求めた状況や言葉を振り返ることによって、事実を、感情を再び脳内で結びつけることができるようになる。音声が消された映画に再び台詞をつけるように。
一度、なぜ部屋の中では靴を履いてはいけないのかと彼女に聞かれたことがある。安全性を考慮しているためだと答えながら、アーミヤに靴を借りて、彼女が外出する時に履けるようにしないと、と思った。アーミヤは新しい靴をわざわざ持ってきてくれた。彼女のサイズにぴったりな靴だった。二人はすぐ仲良くなり、アーミヤは彼女をなだめるのがとても上手だった。
この時思った。この患者の生活は今から新たに始まるべきだと。彼女の起点は過去にはないのだと。彼女なかは確かに未だ多くの謎が潜んでいるのかもしれない。だがそれがどうしたというのだ。
ケルシーは、しばらくしたら術師と医療のエリートオペレーターの間で投票を行うと言っていた。自分はエンジニア畑で参加することはないのだろうが、もし参加できるとしたらきっと、この子にこのままロドスで生活させる方に投票するだろう。もし彼女が必要としているのはストレスの発散とアーツの制御方法ならば、我々のような者たちこそが誰よりも適任なのだから。

──文字がぼやけた個人記録。資料ファイルに挟まれている。

第三資料

第四資料

昇進記録

「彼女が普通の生活に戻る可能性はありますか?」
……「普通」の生活とは何でしょうか?荒野の集落の住民たちがどうにか身にまとう植物の葉で作られた衣装と、リターニア人自慢のアーツ精密織りのどちらが普通でしょうか?クルビアのスラムで食べられるひと茶碗三セントの酸っぱい豆スープと、ヴィクトリア某郡の数十種類の豪華料理が並ぶ宴会と、どちらが普通でしょうか?
この大地に暮らす者は皆、彼らの生まれ育った環境が作り上げたものです。こんな時に特定の生活スタイルが「普通」だなんて思い込むのは、偏見という皿に傲慢を積み上げて、大量の無知で飾り付けたものを何も考えずに食卓に出しているに過ぎません。
私たちが信じるべきなのは彼女自身です。時間を与えてあげましょう。彼女が胸を張ることができるまで。彼女が決めたことや、実現させたい未来、それが彼女にとっての普通の生活です。それこそが普通の生活なのです。たったそれだけのこと。
あなたは彼女にとってのこの大地です。あなたが彼女にどう接するかが、彼女がこの大地にどう接するかを決めるでしょう。

──Whitesmith

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