【2020年最新】英単語のおすすめ参考書と覚え方-大学受験でおすすめの参考書・問題集まとめ
このページでは大学受験でおすすめの英単語参考書と英単語の勉強法についてご紹介しています。
英語学習を進める上で英単語の勉強は欠かせませんが、「いったいどの教材を使ってどのように勉強を進めれば効率よく覚えられるのだろう?」とお悩みの方も多いはず。
そんな方はぜひこの記事を参考にして、自分に合う一冊・勉強法を見つけてみてください。
【おすすめ度:★★★★★】最強にして至高「DUO3.0」
言わずと知れた名著、DUO3.0。
「おすすめの英単語長をご紹介!」と銘打っておきながら、かき男がおすすめする英単語参考書は実質的にこの一冊のみです。
というか、DUO以外の選択肢を取る意味のほうが薄い…というのがかき男の意見です。
そんなDUOの利点についてザックリご紹介。
- 単語の収録数が多く、過不足が無い
- 熟語の収録数が多く、過不足が無い
- CD(別売り)を使用することで反復学習が用意になるため、暗記効率が良い
- リスニング対策としても使える
- 短文学習としても使える
- TOEIC対策の教材としても優秀
以上がDUOをおすすめする主な理由です。
英単語の学習を進める上で一番やってはいけないこととして、複数の単語帳に手を出してしまったり、反復学習をしないことが挙げられますが、DUOではそのリスクを最少に減らすことができます。
まず、単語の収録が多いので、これ一冊をやりこなせば他の単語帳・熟語帳を買う必要がありません。
(仮にDUOで賄いきれない部分があったとて、中文・長文学習の中で都度覚えたほうが無駄がないです。)
また、英単語のような暗記学習で重要なポイントとして、「反復学習をいかに効率よく進め、長期記憶として定着させるか」というポイントがありますが、付属のCDを使えば場所を問わずに英語学習ができます。
基礎用と復習用の2タイプがありますが、復習用のみの購入で充分です。
この「場所を問わない」というのがミソで、通学中や書き取り学習ができない環境、書籍が無い状態でも学習できるというのが非常に強力です。
ちなみにかき男は、iPhoneにオーディオブックの状態でぶち込んでおいて、歌詞として短文和訳も入れておき、携帯さえあればどこでも単語学習ができる状態にしていました。
他にも、DUOはTOEICの教材としても優秀だったり、リスニング教材にもなる汎用性の高さも魅力的ですが、個人的には「短文学習の中で単語を覚えられる構成になっている」のが一番の肝なんじゃないかな、と思います。
というのも、言語における単語は「一つの言語に対して一つの意味」ということは無く、文脈の中で意味の取り方が微妙に変わります。
故に、英語を学習する上では「文章の中で用いられる単語」を覚えることのほうが本質的なのです。
語学の学習というのは地続きのマラソンのようなもので、短文理解ができるようになって初めて中文を読む体力がつき、中文を読む体力がつくことで長文を読み切る体力がつくものです。
そういった意味では、これから英語学習を始める方にとってはDUOは短文学習を効率よく進められる“丁度いい教材"。
ターゲットやシステム英単語にも短文や例文は載ってるけど、参考書の構成として短文が軸になっていないし、DUOの様に印象に残るような文章でもありません。
「一言一句式の単語学習じゃないと進めにくい…」という方以外は、まずは書店でチェックしてみることをおすすめします。
DUO3.0を使ったおすすめの勉強法
長くなってしまうので別の記事で紹介しますが、DUO3.0を使う場合は下記の様に学習を進めるのがおすすめ。
- 品詞分解をし、句形を書込みがながら意味を取る
- 句形の書込みと並行して先行リスニングをしておく
- section15まで句形書込みが終わった段階で音声を聞きながら英文と訳をチェック
- 上記の要領で品詞分解と句形書込みをsection30まで進めてリスニング
- 次はsection31からsection45までを繰り返す…
DUOは45個のsection構成になっているため、section1-15・section16-30・section31-45にざっくりと3分割して学習を進めると良いでしょう。
先行リスニングでは、まず英語に耳を慣らし、句形書込みが完了した後のリスニングでは英文の内容を脳でイメージすることを忘れないようにして下さい。
ちなみにiPhoneにCDをインポートするときはオーディオブックの形式で入れておくのがおすすめ。倍速再生ができるようになります。
DUO3.0が合わないな…と思った方におすすめの英単語参考書
【おすすめ度:★★★★☆】「単語王2202」
単語と意味がセットで形成されている、ベーシックなタイプの単語帳。
網羅性が高く、派生語や同意語、多義語など派生する単語の情報も豊富に掲載されていて、不足が無い。
一通りさらってから、辞書的な使い方をするにはいいかも。
【おすすめ度:★★★★☆】「速読速聴・英単語 Core 1900」
すでに語が得意教科である方にはもってこいの一冊。結構レベルが高く、多読・速読向上にピッタリ。
時事的な内容が収録されているので、現代文や現代社会、小論文対策としても助かることがありそう。
【おすすめ度:★★★☆☆】「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」
網羅性が高く、単語ごとの繋がりやコラムなども充実しているため、記憶定着率は良さそう。
ただ、単語王と同じく網羅性が高いが故に反復負荷が高く、途中で挫折してしまう可能性も高い。
コツコツと愚直にボキャビルに取り組める人向き。高校2年生から使い始めるのであればかなり良い教材かと思います。
【おすすめ度:★★★☆☆】「英単語ターゲット1900」
単語と訳が対で掲載されているベーシックな単語帳。例文も載っています。
これと言って網羅性が高いわけでもなく、覚えられる工夫が凝らされているわけでもないので、可もなく不可もない単語帳です。
難関国公立や早慶上智・marchレベルになると、微妙に網羅できてない部分が出てくるので、上位高を狙う場合は微妙かも。紹介されている例文には抽象度が高いものもあるので、そこもネック。
【おすすめ度:★★★☆☆】「システム英単語」
「少し使いやすいターゲット1900にミニマルフレーズを足してみました!」的な単語帳。
悪くはないが良くもない。
【おすすめ度:★★★☆☆】「速読英単語 必修編」
かき男が受験生の時はかなり人気で、使ってる人が多かった印象。
文脈の中で使われる単語として習熟できるのがポイント。単語を一通りさらった後も、多読や速読用の書籍としても利用できるのが良い感じ。
が、英語が苦手な人やまだ中文を読むのに時間がかかってしまうという人にはあまりおすすめできません。
【おすすめ度:★★☆☆☆】「ユメタン大学合格必須レベル」
CD付き&日本語→英語のクイックレスポンスの反復で記憶定着率が良い。
しかし、網羅性もそこまで高くなく、単語の訳もイケてない。例文の質も悪いです。
DUO3.0が物足りなくなった方におすすめの英単語参考書
【おすすめ度:★★★★☆】「話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]」
「すでにDUOを完璧にしちゃったけど、まだまだ物足りないぜ!」という、ボキャビル強者にオススメの一冊。政治・経済・医学・倫理・自然環境…etcと、様々な分野の中・長文とともに、英単語が紹介されている一冊。各分野ごとに背景となる知識について、日本語で詳しく書かれているので単純に読み物としても完成度が高い参考書です。現代文や小論文、倫理・政経などにも役立つ知識が載っています。おすすめ。
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