【2020年最新】倫理のおすすめ参考書と覚え方-大学受験でおすすめの参考書・問題集まとめ

【2020年最新】倫理のおすすめ参考書と覚え方-大学受験でおすすめの参考書・問題集まとめ

このページでは大学受験でおすすめの倫理の参考書と倫理の勉強法についてご紹介しています。

センター試験や私大文系二次などで倫理をとる方も少なくないとは思いますが、他教科に比べて勉強法やおすすめの参考書などの情報が少ないのがこの「倫理」。
「いったいどの教材を使ってどのように勉強を進めれば効率よく覚えられるのだろう?」とお悩みの方も多いはずです。
そんな方はぜひこの記事を参考にして、自分に合う一冊・勉強法を見つけてみてください。

【おすすめ度:★★★★★】タイトルに偽りなし「センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本」

改訂第2版 センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本
センター試験の倫理は、この1冊で0からはじめて100までねらえる!定番参考書の待望の改訂版!まとめ部分がより増えて、さらに「ポイント」がわかりやすくなりました。また、思想家の写真も多数掲載し、よりビジュアルに。センター倫理はこの1冊で完全攻略!

数ある倫理参考書の中でもぶっちぎりの良書。表紙のイラストやタイトルのうさん臭さから忌避している方は騙されたと思って手に取ってみて欲しい。
内容は古代から順に、倫理の歴史を順に紹介している教科書形式。各章ごとに簡単なチェック問題もついています。
どちらかというと「読んで覚える」タイプの参考書で、がりがり解くタイプの参考書ではない。
が、これを2周くらいしっかり読み込んだだけでもセンター倫理は7~8割を切ることはありませんでした。
同じ出版社から、倫理政経が一緒になっているタイプの参考書もありますが、情報量がまるで違うので「倫理のみ」の方を買うことをおすすめします。


【おすすめ度:★★★★☆】「現代の倫理ノート」

現代の倫理 改訂版 ノート: 倫理309準拠
教科書の内容をわかりやすくまとめた、倫理(309)準拠ノート。穴埋め形式で本文の重要事項を確認できる。各章に問題演習付き

単元ごとに書込み式になっている、オーソドックスな振り返りタイプのワークノート。
シンプルだけど、確認に向く良書です。穴埋めの箇所をフリックスの赤字ボールペンなどで記入すると都度暗記ノートとしても使えるため、汎用性もそこそこ。
冒頭で紹介した「面白いほど~」を読んだ後に、各単元ごとに振り返りチェックとして使い、完成後は暗記ノートとして使うのがおすすめです。


【おすすめ度:★★★☆☆】「センター試験への道倫理―問題と解説」

センター試験への道倫理―問題と解説
過去のセンター試験問題を集め、社会状況の変化にも応じるように、近年出題された問題を中心にして、授業の進度にあわせた項目別の構成に再編成してまとめた問題集。総合問題として出題されることが多いセンター試験問題を、項目ごとに分類し、簡潔な問いの形に再構成。各問いには解答の手助けになる注や解説を同じページの中に掲載。

センター試験対策に使える問題集。解説がシンプルなので、理解できない部分は教科書や用語集などに立ち返って確認するのが吉。
上記二冊で一通り暗記を終えた後に、「理解度の確認やセンター試験の問題に慣れるために解く」というスタンスで使ってみましょう。

倫理のおすすめの勉強法

以下の順番で勉強を進めるとスムーズに進みます。

  • 1.「センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本」を通読
  • 2.「面白いほど~」で読んだ該当箇所の単元から「現代の倫理ノート」を埋めていく(赤字推奨)
  • 3.上記が完了したら「面白いほど~」の2週目通読。現代の倫理ノートの暗記も進める
  • 4.上記3が完了したら「センター試験への道倫理―問題と解説」を解く。分からない部分があったら「面白いほど~」「現代の倫理ノート」に戻る

このような手順で進めると、スムーズかつ高得点が狙えます。現代の倫理ノートは余白も多いため、追加したい情報があったらどんどん書き込むのもおすすめ。
ちなみに二次試験で倫理を使う方は、この後にすぐ赤本や予想問題集、模試演習に入ったほうが効率的です。
受験校にもよりますが、私大二次の倫理は重箱の隅をつつくような問題が出題される可能性も高いので、用語集を持っていない方は買っておいてもいいかも。
ぶっちゃけググって調べるのもアリなので、お好きなほうでどうぞ。

倫理用語集 第2版
2018年度から使用されている『倫理』の教科書全7冊の用語を分析し、学習に必要な用語を収載。わかりやすい解説と頻度数を付し、重要人物はコラムで詳しく解説。用語数約3,000。